筋肉むきむきのHIPHOP系のイカついお兄さん

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学生時代にポスティングのアルバイトをしていた時の話です。

ポスティングとは、不動産や飲食店の広告(チラシ)を原付バイクに積み、
会社から貰った地図を頼りに、指定された地域のマンションなどのポストに
広告を投函する仕事です。

一日中バイクで走り回る仕事なので、雨風の影響をもろに受けるのがこの仕事の大変なところで
広告が濡れないよう配慮する、雨で視界が悪いので事故に遭わないよう普段よりも注意して運転するなどの
対応を取っていると仕事の能率も下がってしまいます。

ある雨の日に働いていた時のこと。
雨の影響でうまく仕事も進まず、一旦小休止と取ろうと思いましたが、周辺にはコンビニなどの
休憩出来るようなお店は見当たりません。しかしすぐ近くに児童公園があり、園内に生えている大きな木の下には
不法投棄されたのであろう古ぼけたソファが置いてありました。

『 少しだけ雨宿りが出来ればいいや。』と思い、バイクを停めそのソファに座り、ホットコーヒーを飲んでいると、
少し離れたところから「 バタンッ! 」と車のドアが閉まる大きな音がしました。
何の気なしにそちらへ目を向けると、筋肉むきむきのHIPHOP系のイカついお兄さんが車を降りてこちらへ歩いて来ています。
遠目に見ても明らかに不機嫌そうなのが見て取れると同時に、明らかに私いるの方向へ一直線に歩いて来ているのです。

目の前までくると、鼻ピアスとグリル(前歯に銀歯を入れていた)もしている
〈 悪そなヤツは大体友達系 〉のそのお兄さんは、私にこう言いました。

「おまえ、何してんだよ?」 「はい?」と私。
「はい?じゃねーよ。ここ俺の場所なんだよ。」とお兄さん。

当然しっかり調べた訳ではないが、ほぼ間違いなくその公園は、そのお兄さんの所有しているものではないと思いましたが、
そんな事はおくびにも出さず、食い気味に「はい!すいません。」と言い、その場を後にしました。

場所は、東京の国分寺市でしたが一瞬、
米 カリファルニアのスラム街にいる様な気持ちでした。

・・怖かった 笑

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