苦手意識は先輩の本当の顔を隠していたのかもしれない

苦手意識は先輩の本当の顔を隠していたのかもしれない

私はアルバイトを高校1年から始めました。

初めて働くそのアルバイト先の2つ上の先輩がとても苦手でした。

自分で言うのもなんですが、私は真面目であまり派手ではなく、初対面の時には委縮してしまう性格です。初めてのアルバイトとなればなおさらでした。

対して先輩は見た目も派手で金髪に近い茶髪、仕事中はすっぴん。いかいもギャルという言葉が似あう人でした。私は見た目や態度から相手に偏見を持ってしまいました。

シフトが一緒になる時は、入ったばかりの私に仕事を教えてくれました。

でも、あまり笑わなく、話し方も面倒そうで。こっちまで機嫌が悪くなるような。

特に嫌だったのは、やけにあの正社員の人が嫌いだの、この会社の愚痴だの言うところでした。

そんなに嫌ならやめればいいのに。とよく思ったものです。

半年もたった頃、仕事にも慣れてきてたまに一緒になる先輩への苦手意識も少しずつ薄れてきました。

長く観察していると、先輩は自分の話を聞いてほしいのと、自分を持ち上げてほしい。ということが分かってきました。

それからは、「うんうん」と話を聞いて「すごいね!」と褒めたりしたら笑顔で話してくれるようになりました。

真面目な話は嫌いで、テレビでカッコいいのは誰だとかそんな話をしているだけで機嫌もよくなり、打ち解けていきました。

仲良くなってくると実は先輩は真面目で、仕事に遅れたことはないしバイト先から休み当日に出勤を依頼されれば仕事に出る。という人でした。

見た目・態度はやっぱり大切だと思いますが、はじめからダメな人だと決めつけていた私はまだまだ子供だったな。と感じました。

先輩は学校卒業とともにこのアルバイト先に就職。それからは、3年間楽しくアルバイトを過ごせました。

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